茨城ゲストハウスのパイオニア「jicca」 人との交流をゆるーく楽しめる安らぎの空間

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茨城で最初に開業されたゲストハウス、「jicca」。以前から気になってはいたのですが、なかなか行く機会を作れず。

今回、ひょんなことから飛び込みで宿泊することになりました。 想像以上に良いお宿だったので、少しご紹介します。

友人を宿に届けるはずが、急遽宿泊することに

県外から友人が一人旅に来るというので、街へ一緒に夕食を食べに出ました。友人はここ「jicca」に宿をとっているとのこと。
食事を終え、夜遅くに宿まで送って行ったら、玄関前にはスタッフさんが。

(予約もして無いのに、敷地内に入るのは忍びないなぁ。)

ビビリながら近づく私を見るなり、スタッフさん一言「カレー食べてきます?

え…カレー? 私客じゃないですけど?

「良いです良いです、良かったらどうぞ!」

スタッフさんにごく自然に誘導され、館内にお邪魔ししました。

目に付いたのは、古民家の雰囲気を生かしつつ、程よくポップに飾り付けられたラウンジ。(写真とり忘れ)

その雰囲気のよさに魅了され、思わず聞いてしまいました。「ちなみに今から宿泊って無理ですよね?」

「ああ、大丈夫ですよー ドミトリーご一泊で?」

なんと夜遅くに突然宿泊を決めたにもかかわらず、快く迎え入れてくれました。

(迷惑な客でごめんなさい!)

 

宿はオーナーさんのご実家、農家の古民家

ゲストハウスjiccaは、石岡市八郷地区の田園地帯にあります。
(余談ですが実はここ、私の自宅から15kmほど。)

”茨城県〒315-0135

車で行くのが便利ですが、一応バスも走っているようです。
詳しくは公式Webサイトでご確認ください。
http://jicca-gh.com/access

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宿は立派な古民家。
オーナーさんのご両親は農家を営んでいるそうで、宿は空き家になっていた旧家を利用しているとのこと。
文字通り「実家」を改装して宿にしたそうです。

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エントランス。風情ある木造住宅の顔。

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裏手には、田園風景を望めるテラスもあります。

 

ゲストに気持ちよく楽しんでもらうために、オーナーさんの心意気

オーナーさんが、宿の成り立ちやご自身の来歴について語ってくれました。

旅で記憶に残るのは、観光名所ではなく人とのふれあい、そこで得られる安らぎ
ご自身の世界一周旅行の道中で感じた、このような気付きがきっかけで宿を開いたそうです。

自分が宿を開くことで、旅人に安らぎを感じてほしい観光で地域を盛り上げたい
オーナーさんは大変聡明な方で、信念を持って宿の経営をされていることが伝わってきました。

また、経営戦略やさまざまなお客さんに対応する苦悩など、刺激的で生々しい話をたくさん聞かせていただきました。

そしてこれからの展望として、狩猟などを組み合わせた、体験型ツーリズムを画策しているとか。
今後の発展に目が離せないですね

そのほかにも陽気なヘルパーさんとのトークも弾み、大変楽しい夜を過ごせました。

 

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朝ごはん540円 生卵が美味しい

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宿の目の前はこんな感じの、美しい田園風景。天気がよければ、青い空と緑が深い山、風にそよぐ稲田のコントラストを楽しめます。
朝から暴走族がぶんぶん元気が良いのはご愛嬌。

終わりに

宿の周りに分かりやすい観光地は無いですが、その分ゲストハウスや旅が好きな、個性豊かなゲストさんたちが集う宿だそうです。
今回出会えたのは宿のオーナーさんとスタッフさんだけでしたが、またお邪魔して新たな交流を探してみたいと思います。

茨城へ旅を考えている方、日々の生活からちょっと逃避行をしてみたいあなた、ゲストハウスjiccaで安らぎのひと時をすごしてみてはいかがですか?

ゲストハウスjicca
ドミトリー 1泊1名\3,300
土・祝前日のみ営業 (2018年7月現在)
http://jicca-gh.com/

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